霜月祭り |
先日、飯田から車で1時間かけて上村に霜月祭りとゆう重要無形民俗文化財の湯立神楽を見に行ってきました(*^_^*) この祭りは伝来した湯立神楽に、滅びた遠山一族の霊を鎮める鎮魂の儀式が後から加えられた祭りと言われています。 飯田市上村と南信濃の各地区に伝わっており、面や踊りはそれぞれ違うのですが、だいたい夜通し行われる地区が多く、前半は全国の神々をお招きして大釜のお湯に入っていただきその後お帰りいただく儀式。 全国の神々の名を呼んで招待し、釜の湯の前で願いをかけ、舞を捧げます。 (ジブリの千と千尋の発想の原点の一つはこれらのお祭りと言われています) その後、面をつけたこの土地の神々の舞がありますが、これが面白いんです♪ 今回見に行ったのは、上町地区。 前半はマジメに神事が続くのですが、土地の神々が出てくると祭りもクライマックス(^^) 老夫婦の神太夫夫婦の婆に囃し立てた村人は榊でビシバシ叩かれ、稲荷と山の神は「よ~っせ、よ~せ」の掛け声の中、観客の中を飛び回り招く村人に向かって走りこんでジャンプ!! 更には、水の王と土の王の二人が釜のお湯を素手で跳ね飛ばし祭りは最高潮!! 見ているこっちも、神に突進され、村人に激突され、お湯をちょっと浴びて楽しみますヽ(^。^)ノ 面の最後に天伯様が舞い、弓を射て地元の神々が終わります。 そして最後の舞があり、見学者もみんなで湯の上の神々が宿っていた紙飾りに幣を投げて終わるまで本当に楽しかったです(*^_^*) 飯田下伊那は、そんな伝統芸能の宝庫。 1月には「新野の雪祭り」という有名な伝統のお祭りもあります♪ 眠い寒い煙いと三拍子揃っていますが、どうにも止められない魅力のあるお祭りです。 興味のある人は、めちゃくちゃ防寒して行って見て下さいね(^^♪ 千草 |
by ikpm
| 2007-12-15 00:19
| 飯田下伊那の伝統芸能、イベント
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