ローソク公演見てきました♪ |
![]() 最近、人形浄瑠璃の面白さには完全に目覚めている私ですが、今回の 公演は改めて行って良かったな~と心底楽しめる公演でした(^^) ローソク公演はちょっと特別。揺れる和ローソクの炎が和紙ごしに舞台に 映え、ちょっと特別な雰囲気があります。 ただし撮影は、暗めになるんで私のようなシロウトには少し撮りずらいんですけどね♪ 最初に演じられたのは「寿式三番叟」今田人形さんの三番叟は二体の人形が出てきて場を清め舞いを舞うんですが、途中で片方がさぼったりして狂言のような面白さがあります。 次の「伽羅先代萩 政岡忠義の段」 は竜峡中学校今田人形座の学生さん達による公演で、普通に顔を出したまま演じられます。 この話、途中が火サスも真っ青な展開なんですが(でも、人形浄瑠璃ってこういう展開の話が多いですよね^^;)中学生と思ってなめちゃいけません!!これが上手いんですよ~♪ 会場はいやがうえにも盛り上がり客席からは盛大におひねりが飛びます(^^) 次は「日高川入相花王 渡し場の段」川本ファンに分かりやすく言うと内容はかなり違いますが 「道成寺」です。 ちょうど川本先生の「道成寺」の女も人形美術館に展示中なんでおそろいですね(*^_^*) 川に飛び込み少しづつ姿が変わっていく場面、人形浄瑠璃では「がぶ」と言われる特殊首を遣って一瞬人形が恐ろしい顔に豹変します。 下の写真の真ん中2枚が顔の変化なんですが、私のデジカメじゃ距離ありすぎて。 雰囲気だけでも伝わるでしょうか? 最後は「 伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段 」歌舞伎でいう「八百屋お七」ですね。 これ最後に火の見櫓を人形が登るシーンが出てくるんですが、ここが凄いんです!! 操り手は火の見櫓のセットの裏から操作するんですが、この時客席から操り手は見えなくなります。 つまり人形が自力で火の見櫓を登っているようにみえるんですよ(^^) いつ見ても、ほんと不思議な気分になるシーンです。 トータルで2時間ほどあったローソク公演なんですが、あっという間に感じるぐらい楽しくて充実した 時間が過ごせました。 14日の13時からも本祭り公演があるんで、間に合う方は是非見に行ってみて下さいね♪ ![]() ![]() ![]() ![]() |
by ikpm
| 2007-10-13 23:49
| 飯田下伊那の伝統芸能、イベント
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