柿も色づきはじめて、秋本番♪ |
昨日は、いいお天気でしたね~。 町を移動していると、可愛らしい赤帽子の小学生の遠足や、高校生の競歩大会などに出合いましたが、こんな秋晴れの日には、こういった行事も気持ち良さそうですね(^^) この時期の飯田下伊那をドライブしていると梨やリンゴに混じって、多くの柿の木に出合う事ができます。 秋の日差しの下、少し色づき始め元気に成長しているこの柿が飯田下伊那の秋の名物。渋柿の市田柿です(*^_^*) 最近は地域ブランドの美味しい干し柿として有名で、全国的な通販なんかでも高価な化粧箱入りで販売をされてたりしますが、元々は飯田市の お隣、高森町の市田地域の保存食でした。 伊那谷は毎年、寒くなってくると天竜川の濃い川霧に包まれます。 一寸先も見えないようなこの川霧と、寒暖の差が糖度の高い真っ白い粉を纏った美味しい干し柿を作るんです。 農家の軒先に吊るされた「柿すだれ」は伊那谷の晩秋の風物詩で、剥いた皮も漬物なんかに活用します。 ただ、つい最近までは普通に軒先に吊るされていた市田柿も、高級化、商品化の波の中で、衛生面などに厳しいチェックが入るようになり屋内やシートの下に干したりする事も多くなってしまいました。 また、賞味期限が付いたのには個人的に驚きました。 飯田市下伊那では新年に縁起物として干し柿を食べる習慣があるんで、かなり長いこと食べます。 本来なら多少カビても、そこだけ取ってそのままパクリです(^_^) そんなんが普通でしたからね~^^; なにはともあれ、農家の方のご苦労がたくさん詰まった美味しい秋の風物詩。 寒さも厳しくなった頃、飯田に来たら農家の軒先を見てみてください。 美しい柿すだれが、きっと見つかるはずです(*^_^*) 千草 |
by ikpm
| 2007-10-06 00:25
| 飯田のこと
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